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ストリートビュー

少なくとも私いらないです。


 ……という意見が目に付く。
 さらに、不愉快と思う人が少なからずいるようだ。
 他人に不評を買ってまで提供する理由は分からない。


一方、この機能を擁護する人たちの物言いなのだが……






問題ない


 この人たちが問題ないと言ってるのは法律(成文法)上の話だ。
 マナーや常識の点で問題ないとはさすがに言えなかったらしい。
 おかしい所は多々あるのだが




問題ないのは著作権法上だけ


 公道がパブリック空間であるから問題ない……らしい。
 プライバシー権や犯罪幇助などの様々な他の法律責任や刑事責任を負うものではない。
 表現の自由という曖昧な領域に逃げて、問題をうやむやにしている所がひっかかってしまう。
 明確に問題がない、のではなく、不明確な部分に問題を隠しているというのが正しい。
 
 全ての権利は公共の福祉に反しない、ということが憲法での前提だ。
 ところが公共の福祉としての具体的メリットに乏しいことは擁護側も認めているので、
 表現の自由という枠組に入るかどうかもかなり怪しい。




法律はインターネット以前の常識で作られたもの


 先端技術を擁護したからといって、唱える方たちに先進性がある訳ではないのだが
 むしろ古い常識に固執して、時代の変化に合わせた法律の解釈ができていないという印象。




違法でなければ何をしてもよいのか


 児童誘拐犯が通学路を視察に言っても公道だから違法ではない、と言えてしまうわけだが
 実際問題、ストリートビューを使わず実地に行けば不審者として通報されることになる。
 制限をなくすということはそういうことなのだ。
 
 違法な行為をした人を違法とののしった所で被害者の時間は巻き戻せないのは当然で
 違法云々で全てを語ろうとするのは子供の理屈ではなかろうか。
 その前段階が大人の配慮の働く領域であって、
 子供のような大人が増えた証左と言えるだろう。




公道はパブリック空間ではない


 公道は移動のために存在するもので、表現のために存在するものではないのだが……
 生活上、公道は、使用せざるを得ない物だ。
 病院に行くにも私的な交流のためにもそこを通らざるを得ない。
 社会的弱者をさらし者にするために存在するのではない。
 表現のための公共スペースとして、野外ステージなどがある。
 ステージの上を配信することとは訳が違う。
 一言で言えば設備としての目的が全く異なるのだが、
 パブリックという言葉でくくることで、根拠として通じると勘違いしているのだろう。
 
 最近のデジタル化に影響を受けた法案を例に取ると、
 個人情報保護法案であれば目的外の利用に関する制限を設け、
 拡大解釈による二次利用を違法としている。
 これはデジタルデータが目的以外の用途(最たる例が凶悪犯罪やテロである)に
 流用できてしまうからだ。
 
 擁護側の論拠が現代の法的理解を踏み外していることは明らかだが
 グレーゾーンに恣意的理解を組み込もうとする行為は表現の自由の悪用になりかねない。




撮影に悪意はない


 個人を特定する情報が撮影されることを知っていながら、
 検閲や撮影を機械任せにしている点で十分悪意だと思う。
 むしろ問題を認識した上で、機械を実行犯にしていると取れてしまうのだが。




擁護側の根拠のおかしい点を多々述べてきたが、総括すると


 ・デジタルの問題に対する対策がなく、擁護を目的とした後説で構成されている
 ・法的根拠を唱えておきながら根拠の仮定を主張に合わせて設定しており、
  視野が狭く見落としが多い。
  言葉の問題にすり替えて、個人の嗜好を謳っているだけという印象がある。
 ・単純に結果を見ると、曖昧で、メリットや安全の根拠を示せていない。




一言


 『表現の自由』という言葉を盾に好き勝手な事をやってしまうと
 行き着く所は規制である。
 現代に合った視点を持ち、過去の前例のフィードバックを慎重に行わないと
 本当に役に立つ優良サイトや、個人のホームページに掲載された風景写真まで
 刑事責任の対象にしてしまうようなWEB業界が繰り返してきた愚をなぞる事に
 なりかねない。
 
 それを考えずこの機能を擁護する行為は、非常に安易で迂闊だと思う。
 
 わざわざこのような考えを披露するのは、上記の視点を書いた法的解釈が
 全く発信されていないからである。




関連


 ウィルコムによる街頭にインターネットに結合したカメラを設置する計画なるものを聞いている。
 止めて頂きたい。

 

[ この記事は 2008/9/22 以前に作成されました ]



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